DISC GUIDE
Mudanin Kata
David Darling & The Wulu Bunun
引用:BandCamp
その声が本当に素朴で、陽の光を浴びているような感覚になるというか。
台湾の少数民族・ブヌン族の歌に、アメリカ人チェリスト・David Darlingがチェロをただ合わせたアルバム『Mudanin Kata』(2004 Riverboat Records/World Music Network)は、自分の作品やPiano Diaryに大きく影響を与えています。このアルバムをきっかけにレーベル・NATURE BLISSを知り、1st アルバム『ふうね』のデモを送ってリリースに繋がりました。
お祭りや五穀豊穣の祈りの時に歌われる歌も入ってるんですが、すごく素朴で、あたたかみのあるメロディーなんです。八部合音という声を重ねる歌い方で、大人も子供も、年齢も性別も関係なく民族のみんなが歌っていて。その声が本当に素朴で、陽の光を浴びているような感覚になるというか。
この歌に感動して、実際にブヌン族の土地を訪れたことがあって。暮らしている人たちは本当に穏やかで、だからあたたかい歌が生まれたんだって腑に落ちましたね。歌の話をしたら人が集まってきて、沖縄で島唄をみんなで飲みながら歌うように歌ってくれて。そのくらい日常に溶け込んだ存在なんだなと感じました。
アルバムは、飛行機の中で聴くことが多い気がします。日本でも住む場所を転々としたり、今も海外に来たりで近しい人と離れて暮らす選択をしがちなんですが、この歌は家族や自分の好きな人たちを身近に感じさせてくれますね。雲の上から実際の陽の光も浴びながら、ふうっと落ち着いていきます。
アーティスト情報
David Darling
1941年3月3日生まれのアメリカ人チェリスト/作曲家。 映画音楽から現代音楽、ジャズやニューエイジなど様々なジャンルを横断する音楽家である。ウエスタン・ケンタッキー大学で教鞭をとった後、チェリストとしての活動を始める。1960年代には、ジャズにアフリカ、アジア、南米などの民族音楽的要素を初めて取り入れた革新的な音楽グループ、「ポール・ウィンター・コンソート」にて活動する。およそ10年間の活動の後、ジャズ、現代音楽の名門独ECMから「Cycles」(1981、ヤン・ガルバレク参加)や「Cello」(1992)、「Darkwood」(1993) などの傑作をリリース。自身がプロデュースした「Cello Blue」は2002年グラミー賞にノミネートされた。その傍らヴィムヴェンダース、マイケル・マン、ジャン=リュック・ゴダールらの映画作品に参加、近年更に評価が高まりつつある隠れた巨匠の一人である。
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haruka nakamura
特に最後、京本の笑顔のシーンとともに流れる「FINAL ONE」が本当に素晴らしくて、毎回この場面で号泣してしまいます。
sukima
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正直、作曲家として「参りました」と思いました。
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