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Fuubutsushi インタビュー。四季の「侘び寂び」感じる即興アンビエントジャズ。日本語から受けた影響とは?

2024.10.15

「Fuubutsushi(風物詩)」という即興アンビエント・ジャズバンドがいる。コロナ禍の2020年にアメリカに住む4人で結成。「四季」をテーマとし、「Setsubun(節分)」や「Natsukashii(懐かしい)」など日本語タイトルのアルバムを4枚リリースした。

楽曲は全てリモートで制作されているが、どこか優しさやノスタルジックさを感じる即興演奏の重なりからは、まるで「同じ部屋にいる」ように感じる。また日本語の作品名や歌詞が時折もあり、日本的な「侘び寂び」の余白や風情を感じずにはいられない。

日本語を使う背景についてメンバーのChris Jusell、Chaz Prymek、Matthew Sage、Patrick Shiroishiにメールインタビューし、翻訳と編集を加えた。フジロックを希望する彼らの日本との関わりを知るきっかけになれば幸いだ。

秋になっても秋が待ち遠しいほど、常に「秋への永遠の憧れ」を感じています

—Fuubutsushiは、どんな音楽を作りたいと思って結成したんですか?

Fuubutsushiは、2020年に結成されたChris Jusell、Chaz Prymek、Matthew Sage、Patrick Shiroishiのカルテット。(写真左からJusell、Prymek、Sage、Shiroishi)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック中に、リモートでの楽曲制作を通じて活動が始まった。

Sage:最初は秋を感じるとても柔らかいジャズのアルバムを作ろうと思って結成しました。作りたい音楽の土台としては、ECMとクールジャズのアイデアを活用しましたね。

Shiroishi:音楽をこういうものにしたいって話した記憶もないんですけど、そんな考えがあったんですか?笑

—バンド名「Fuubutsushi(風物詩)」の由来について教えてください。

Sage:直訳がない英語以外の単語をオンラインで調べていたら、「風物詩」という言葉に出会ったんです。私は以前から、秋になっても秋が待ち遠しいほど、常に「秋への永遠の憧れ」を感じています。だからすぐに言葉のイメージが思い浮かび、1stアルバムのタイトルとしてもぴったりだと感じました。いろんな意味で、音楽の目的のように感じたんです。

Fuubutsushiの1stアルバム「Fuubutsushi」。「風物詩」とは、季節に特有のもので、季節の印象を強くさせるような自然現象や作物、行事、道具などを指す言葉。CD紹介文には「晩夏に秋が近づいているのを感じる瞬間 ― 霜と薪の煙の匂いがする涼しい夜、または朝の暖かい光に照らされた柔らかく朽ちた葉など ― そして、過去の秋を思い起こしながら、近づいてくる秋を予感する」と、秋への憧れが書かれている。

そして「風物詩」は、そのままバンド名になりました。「ジュセル、プリメック、セージ、シロイシ」だと長くて不評だったんですよ。笑

人と一緒に芸術作品を作ることが、どれほど特別だったか

—楽曲はリモートで、しかも即興演奏で制作しているそうですが、各楽曲のイメージはどのようにすり合わせているのでしょうか?

Sage:楽曲制作の進め方は独特だと思いますね。まず私かPrymekが新しい曲のアイデアを思いつくと、複数のパートを録音してメンバーに共有します。曲の目標や目的についてはほぼ会話せず、それぞれが解釈した世界観や小さなきらめきを、それぞれのタイミングで追加していきます。曲のタイトルはだいたい最後に決まりますね。

Fuubutsushiの2ndアルバム「Setsubun」。「節分」は新年の始まりである立春の前日に、邪気・鬼を追い払い、福を呼び込むための行事。CD紹介文には「1月から春の最初の鐘が鳴るまでの期間のための音楽」と書かれている。

Prymek:このプロセスには、お互いへの大きな信頼と賞賛が関係しています。例えば誰かが特に気に入った箇所があれば、2回繰り返してもいい。これまでにボツになったのは1曲だけで、どういうわけか信じられないほどうまくいくんです。音楽に対して独特な解釈を持ち、そして思いやりのあるプレイヤーたちと一緒に演奏することができて、とても幸運だと感じています。

—音楽性にコロナ禍の影響はありましたか?

Jusell:以前はバイオリンが本当に自分のやりたいことなのか疑問でした。でもコロナ禍になって誰かと一緒に演奏する音楽が奪われる脅威を感じたとき、これがやりたいことだとはっきり分かったんです。そしてSageが私たちを集め、リモートで音楽を録音するというアイデアを思いつきました。これは昔も今も、本当に素晴らしい贈り物です。

引用:Instagram

Prymek:人と一緒に芸術作品を作ることが、どれほど特別だったか。出来事を分かち合い、共に目撃者となることがどれほど素晴らしいかをコロナ禍は強調していました。慣れてしまい、当然のことだと感じていたかもしれない。今は誰かが自身の作品に魂を注いでいるのを見るたびに、とても愛おしく思います。これがいかに壊れやすく、瞬時に奪われる可能性があることに強く気付かされました。

自分の音楽や芸術への取り組み方だけでなく、他の人の作品の見方も大きく変わりました。私たちが一緒にいること、コンサートや詩の朗読会ができること、思いやりのある誰かが作ってくれた美味しい料理を食べることは、信じられないほど特別なこと。この気持ちは、私にとってとても強いものです。

最近、これらのことでよく泣きます。自分が作っている音楽を、もっと大切にしたいと思うようになりました。すべてがより壊れやすく、特別で、美しくなりました。改めて悟ったような気持ちです。

「山笑う」という言葉を見つけたときは、とても嬉しかった

—「四季」をテーマにアルバムを4枚作るというコンセプトについて、着想のきっかけを教えてください。

4枚のアルバム「Fuubutsushi」「Setsubun」「Yamawarau」「Natsukashii」は「Shiki」というセットでまとめられている。

Sage:Antonio Vivaldi (1678-1741 ヴァイオリン協奏曲「四季」を作曲)の次のポジションを狙っていたこと以外は、Jusellに任せます。

Jusell:最初のアルバムは特に具体的な計画を立てずに作りましたが、制作プロセスや作品をとても気に入ったので、みんな「もっと作りたい!」と熱くなっていました。コロナ禍に時間が経過し、季節が変わり、4人はそれぞれの場所で生活していましたが、私たちは常に連絡を取り合い、その奇妙な時代の流れを同時に経験していたので、季節の音楽というアイデアはある種避けられないものでした。

—各アルバム名はどのように決まったのでしょうか。

Jusell:季節のアルバムを作り続けることが決まると、各季節特有の興味深い日本語を探すことに夢中になりました。木々や花のつぼみが一斉に開いて「笑う山」を作るイメージの「山笑う」という言葉を見つけたときは、とても嬉しかったですね。

Prymek:各季節の雰囲気やエネルギー、または少なくとも私たち全員がそれぞれの季節をどうロマンチックに感じているかが要約されたタイトルを望んでいました。「春」「夏」と付けるのではなく、より本質を捉えたかったんです。

音楽がなくて、音楽を作る能力がなかったら、全く違う人間になっていた

—楽曲「Hayao’s Garden」に宮崎駿さんの声が含まれていますが、どのような意図が込められているのでしょうか?

Fuubutsushi「Hayao’s Garden」。宮崎駿が1999年のNHK特番で話している音声が楽曲に含まれている。「目標がある組織は、実は非人間的なのでは」という問題提起をしつつも「映画を作らなきゃいけないからそう思うわけで、映画を作らなくていいんだということになれば違う」と語っている。(Shiroishiは、この言葉を「映画がなければ自分の人間性は全く違った」という意味でも受け取っているようだ)

Shiroishi:コロナ禍は良くも悪くも、多くの自由時間に恵まれた普段とは異なる時期でした。ライブを見に行ったり、会って一緒に音楽を作ったりできなかったからね。

ちょうど妻がジブリ映画を見たことがなかったので、一緒に見始めました。(彼女は結局すべての作品が大好きになり、三鷹の森ジブリ美術館にも行きました!) 宮崎さんは真の先駆者であり、私たち全員にインスピレーションを与えてくれたので、彼に敬意を表したいと思ったんです。

彼の「映画を作らなければいけない。もし映画を作っていなかったら違っていただろう」という言葉は、音楽に関しても同じように感じます。もし私に音楽がなくて、音楽を作る能力がなかったら、全く違う人間になっていたでしょう。私の人生に音楽があって、Sage、Jusell、Prymekに出会えてとても幸せです。

—楽曲「Circulating Air」には、坂本龍一さんに「音楽とは何ですか?」と聞いた音声が入っていますね。

Fuubutsushi「Circulating Air」。坂本龍一に「音楽とは何ですか?」を質問し、「身体の一部ですね」「それがないと生きていけない」と答える音声が楽曲に含まれている。

Shiroishi:見つけてくれて嬉しいよ!「Circulating Air」の制作に取り組んでいるときは、ちょうど坂本さんが亡くなったニュースが入った直後でした。彼が病気なのは知っていたけど、信じられないほどショックでした。私たちは皆、彼の芸術をとても愛し、賞賛していたので、宮崎さんと同じように音楽を通して彼に少しだけ敬意を表したいと思ったんです。

私は「音楽が彼にとって何を意味するのか」について話している箇所を偶然見つけました。とても純粋な返答で、正直に言うと、私が誰かに同じ質問をされたらかなり近いことを答えると感じました。それで音声をこっそり入れたんです。坂本さんに感謝します。決して忘れません。

—いくつかの楽曲では日本語で歌っていますね。なぜ日本語で歌おうと思ったんですか?

Fuubutsushi「Suzushii Kaze」。「夏は永遠に」「太陽が沈んでいく」など日本語の歌詞が含まれている。

Shiroishi:私にとって歌うことは新しいことなんです。歌うというのは、たぶん音楽を作るための最も密接な方法なんですが…非常に怖いとも思っています。ずっと自分の声を音楽で使いたいと思っていましたが、どのように歌えばいいかや、楽曲のどの位置で歌うのが適切なのか、曲の文脈の中でどう機能するのかなど、全く分かりませんでした。

FuubutsushiではSage、Jusell、Prymekが誠実で安全な環境を作ってくれたので、私は歌うことを試すことができました。歌詞を書くのは難しく、言葉が苦手なので、自然のままで正直に歌うには、日本語で歌えば少しは緩和されるんじゃないかと思いました。でも語彙力は日本の小学1年生くらいです。笑

日本語には、わずか数語の中に膨大な量のイメージやメタファーを表現する驚くべき方法がある

—Fuubutsushiを結成する前は、何か日本文化との接点はありましたか?

Jusell:私もSageも日本の芸術作品や漫画、ゲームが大好きで育ったので、それが今も心に残っていると思いますね。でも私は日本語を話すことも書くこともできません。「四季」のアルバム制作を通して、日本の季節に対する考えを学んでいきました。

Shiroishi:子供の頃、ゲームボーイ、スーパーファミコン、NINTENDO64を持っていたよ。母は福岡県の大牟田で生まれ育ったので、家族で毎年8月に一ヶ月ほど帰省していました。毎年これまでで一番暑い時期だった。笑 でも自分の違う側面を感じられる機会だったので、気に入ってました。

日本の叔父たちは、VHSに様々なアニメを録画して送ってくれました。それから実家には、何年も読み続けた漫画がたくさんあります。ドラえもんとクレヨンしんちゃんから始まり、ドラゴンボールZ/GT、名探偵コナン、ポケモン、遊戯王、るろうに剣心、トライガン、カウボーイビバップ、エヴァンゲリオン、頭文字D、鋼の錬金術師、進撃の巨人などなど!

Fuubutsushiの3rdアルバム「Yamawarau」。「山笑う」は春の季語で、山の草木が一斉に若芽を吹き、明るくなる様子を指す言葉。CD紹介文には「春は、光と潜在的な花粉に満ちた精霊のように地面から湧き上がる。花で覆われた、笑う山。」と書かれている。

Prymek:子供の頃、家族が交換留学プログラムの生徒を受け入れていました。あまり覚えていませんが、確か一人は北海道から来ていました。彼女は日本料理を作り、彼女が大好きな日本のテレビ番組を見せてくれました。いつも日本語の詩的感性や比喩的描写に魅了され、感動したのを覚えています。今では友人、映画、アート、音楽、料理、ペストリーショップから更に学ぶようになりました。

—日本独自の言葉や捉え方から、音楽的なインスピレーションを受けることはありますか? 楽曲からは日本的な「間を大切にすること」や「季節や自然の情景を味わうこと」など、いわゆる「侘び寂び」的な感性を感じます。

Fuubutsushiの4thアルバム「Natsukashii」。「懐かしい」の言葉には、季節シリーズの最終作として4枚のアルバムを振り返る意味も込められている。

Sage:日本語の言葉や解釈の仕方から、多くのインスピレーションを得ています。アーティストでありミュージシャンとして、「侘び寂び」の概念と、摩耗、経年変化、色褪せや錆び、不完全さを大切にする日本の美学に可能性を見出しています。これらの考え方は、伝統的な西洋文化にはそれほど浸透していません。

Prymek:確かに日本語には、わずか数語の中に膨大な量のイメージやメタファーを表現する驚くべき方法がある。これは私が音楽を作るときのアプローチそのものです。「どうすれば僅かな音と音色で広大な絵を描き、大量のイメージと情報を共有できるか」という。

すべての人々が抑圧や暴力から解放された生活を送れるように

—Patrick Shiroishiさんは、これまでも音楽を通して自身の日系アメリカ人であるルーツを探られているそうですね。Fuubutsushiの活動の中では、この試みはどのように表現されていますか?

Prymek:Fuubutsushiでは、お互いに自分自身や家族の歴史、文化の歴史を探求する余地をたくさん与えあっています。これらが私たちを形作っているのです。そしてお互いが誰であるか、どこから来たのかを祝福します。それぞれが異なる背景を持っており、それは美しいことなんです。

Patrick Shiroishi「Hidemi」。ソロ作品では、自身の祖父が第二次世界大戦時に日系アメリカ市民であることを理由に強制収容所に入れられたことをテーマとし、複数のソロ作品を制作している。

私たちの長い歴史は、パレスチナ、スーダン、ハイチ、メキシコなどで現在見ているような悲劇や間違った行為にも満ちています。ごく最近、パンデミックの発生源を理由にアジア・太平洋諸島系アメリカ人に対する暴力を目にしたことも同様です。Fuubutsushiの音楽には、強制収容所(Shiroishiと私の家族の一部が収容されていた)を扱った数多くのサンプルやクリップ、またジョージ・フロイド抗議運動でのフィールドレコーディングがサンプリングされています。かつてあったものを思い出させ、私たちをあるべき姿へと導くためです。

私たちの音楽ができる限りゆっくりと、広々として、優しいものであると同時に、お互いを気遣い、過去の過ちを決して繰り返さないように行動させるものでありたいと願っています。すべての人々が抑圧や暴力から解放された生活を送れるように、戦うためのものです。

—四季のアルバム以降も「Meridians」などリリースが続いています。今後の活動予定を教えてください。

Sage:「Meridians」の制作には、「Shiki」の2倍である2年近くを費やしましたが、そのゆっくりとしたペースが新鮮だったので、次のアルバムはまた新たな変化があると思います。これまで唯一のライブを録音したライブアルバムは、来年初めにリリースする予定です。

それから、日本にものすごく行きたいと思っています。ぜひ屋外スペースで遊びたいですね。Prymekがすごくフジロックに出演したいのは知っています!🙂

Shiroishi:俺もだよ!!お願い!!!!

Prymek:バンドとして日本に行きたいよ!

Shiroishi:心で聞いてくれてありがとうございます <3

Fuubutsushiの5thアルバム「Meridians」。4枚のアルバム同様にリモートで制作されている。日本のショップでもレコードを購入可能。

—最後に、日本のFuubutsushiファンへ向けてメッセージをお願いします!

Sage:日本にこのような思いやりのあるリスナーがいることをとても光栄に思います。いつもFuubutsushiの音楽を聴いていただきありがとうございます!一日も早く日本でプレーできることを楽しみにしています!

Jusell:私たちの音楽が日本で評価されていることを知るのは、とてもエキサイティングで、とても光栄なことです。そして、このような思いやりと感謝の気持ちを持った聴衆のためにライブを行うことができることを心から願っています。

Prymek:ご清聴いただきありがとうございます。私たちの音楽が皆様の一部でも共感を呼んでいただければ光栄です。近いうちに皆さんと同じ空間を共有できることを願っています。

プロフィール

Fuubutsushi

Fuubutsushiは、2020年に結成されたChris Jusell、Chaz Prymek、Matthew Sage、Patrick Shiroishiのカルテット。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック中に、リモートコラボレーションを通じて活動し始めた。2020年から2021年にかけて、季節ごとに1枚ずつ、合計4枚のアルバムを制作。2024年には初のアナログ盤として、2枚組「Meridians」LPをリリースした。

音楽性としてはECM、クールジャズ、アンビエント、ミニマリズム、実験音楽、ネオクラシック音楽などにインスピレーションを受けている。

Chris Jusellは多くのグループやアンサンブルだけでなく、多くの古典的な組み合わせやオーケストラでも演奏している。Chaz Prymek(別名 Lake Mary) は、アンビエントミュージックとフィンガースタイルのフォークミュージックが重なり合う中で地位を確立。Matthew Sageは、ジャズのイディオムと相互作用するアンビエント、実験的、電子音楽を探求するソロおよびアンサンブルの作品で知られている。Patrick Shiroishiはフリージャズの即興演奏家兼作曲家として知られている。

Fuubutsushi is a quartet --Chris Jusell, Chaz Prymek, Matthew Sage, Patrick Shiroishi-- formed in 2020. They began working together by way of remote collaboration during the COVID-19 pandemic; they created four albums, one for each season, from 2020-2021. In 2024 they return with their first vinyl release, a double LP titled "Meridians." This new album is their most refined, focused, and developed release to date; it solidifies many of the ideas they've explored in their previous works and elevates their unique genre-spanning musical stylings across nearly 80 minutes and 15 songs.

Inspired by ECM, cool jazz, ambient, minimalism, experimental, and neoclassical music, but wandering across many genres and moods, the group has established themselves as a brotherhood of musicians who find catharsis, joy, play, and meditation through creating together. Their sound often forefronts melody and compositional grace but makes room for experimentation and abstraction throughout their songs.

Jusell plays with many groups and ensembles as well as in many classical combinations and orchestras. Prymek (aka Lake Mary) has established a place in the overlaps of ambient music and finger style folk music. Sage is known for his solo and ensemble work that explores ambient, experimental, and electronic music interacting with jazz idioms. Shiroishi is a regarded free jazz improviser and composer.

執筆・編集:石松豊

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