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ARTIST 9

Moskitooが紡ぎたい、意味を超えた世界につながる音楽。好きな書籍から紐解く「音と言葉の関係性」

2025.01.11

2007年にTaylor Deupree主宰のレーベル・12kからソロデビューし、エレクトロニカのシーンで注目を集めてきたMoskitoo。11年ぶりとなる3rd アルバム『Unspoken Poetry』は、音の質感が以前より温かく感じたり、アートワークがミニマルから物質的に移行していたりと、目指したい音像の変化を感じさせるものだった。

『Unspoken Poetry』のCD購入特典に「クリアしおり」があったこともあり、2月7日の「読書と静かな即興演奏」イベントへの出演が決定。アルバム制作背景はもちろん、好きな書籍について話を伺うと、Moskitooが目指す音楽や、「音と言葉の関係性」について深堀ることができた。

糸や刺繍に物語的なものを感じていました

—昨年10月にリリースされた『Unspoken Poetry』は、ソロのフルアルバムとしては11年ぶりだったんですね。改めてリリースに至った背景を教えてください。

まず前作のリリースから長い期間が空いたことに、自分でも驚いています。笑

moskitoo
サウンドアーティスト、シンガーのMoskitoo。2007年にTaylor Deupreeが主宰するニューヨークのレーベル12kより、1st アルバム『DRAPE』でソロとしてデビューし、エレクトロニカのシーンで注目を集める。2013年には2nd アルバム『Mitosis』、2024年10月には3rd アルバムアルバム『Unspoken Poetry』をリリースした。テレビCMの歌唱やナレーション、映画のサウンドトラックなどの商業音楽にも多く携わるほか、グラフィック・デザイナーとしてアートワークや印刷物などのデザインも行う。

もともとは、2011年に制作した『音楽絵本・銀河鉄道の夜』の音楽が好評だったので、それを元にアルバムを作ろうと思っていました。でも、権利の関係で音源をやや変更する必要があって、しばらくの間は再構築に向き合っていたんですけど、過去の作品に向き合い続けることは思っていたよりも難しくて。どうしても進まなくなり、途中で一旦やめてしまいました。

2011年にリリースされた原作・宮沢賢治のiPhone/iPad用アプリケーション『音楽絵本・銀河鉄道の夜』の紹介動画。Moskitooが音楽を監修し、15曲のオリジナル楽曲を制作した。

その間にFilFlaのアルバムにボーカルとして参加したり、Sontag Shogun & MoskitooやMinamo & Moskitooとしてのコラボレーション作品を制作したりしていました。それで、ソロとして表現したい音楽について改めて考え始めたのが2019年頃でした。

その頃、短編映画『冬の海の声の記憶』のサントラ制作を進めていたことも影響して、これまでどちらかというとエレクトロニカ寄りだったところから、歌や声の取り扱いを変えていきたいと思うようになりました。たとえば昔の音をパーツとして使って、刺繍のように声でつなぎ合わせたら面白そうだと思ったんです。

2024年4月に配信リリースされた、映画『冬の海の声の記憶 オリジナルサウンドトラック』。

ぼんやりと音楽の刺繍について考えていたときに、同音異義語の「詩集」が浮かんできて、「刺繍と詩集」というイメージにつながりました。そこから音の刺繍/詩集や音響詩という方向での楽曲作りを試してみたいと思い、今回のアルバムの元となる楽曲を作り始めました。

—長い模索期間を経て生まれてきたんですね。歌の取り扱いを変えていきたかったのは、なぜでしょうか?

「歌が中心ではない楽曲」を、身体が欲していた気がします。CM音楽のお仕事などで、ポップミュージックのような歌ものを歌唱させていただく機会が増えてきたこともあって、歌や声による表現の異なる可能性について考えるようになりました。

ポップミュージックも好きなんですけど、「始まると抜け出すことができない線の世界」というイメージがあって。歌の構造には、「1番・2番」や「Aメロ・Bメロ」といった線的な流れがありますよね。歌詞も、歌うたびに変わったりせず、決められた歌詞を歌っている。曲が始まると、歌の線路から抜け出せなくなって、時間的な制限も感じます。もっと自由になりたいというか、線ではなく、空間的な構成や点のような配列を実験したいと思っていました。

2024年10月にHEADZからリリースされたアルバム『Unspoken Poetry』。「誰にも読まれず語られなかった詩片」や「片隅の在/不在」、「時間軸の交錯について」などがテーマとなっており、曲名には刺繍関連のキーワードが散りばめられている。ミックスは杉本佳一、マスタリングはTaylor Deupree。

—『Unspoken Poetry』というコンセプトは、どのように生まれたのでしょうか。

「刺繍と詩集」という言葉は、詩人の茨木のり子さん(1926-2006)の詩のタイトルでもあり、同じ音が連なる不思議さに惹かれていました。それと、寺山修司さん(1935-1983)の「赤い糸で縫いとじられた物語」という短編があって、昔から糸や刺繍に物語的なものを感じていました。そういったイメージで制作を進めていたときに、たまたま部屋に飾っていたアンティークのポストカードが目に入ったんです。

Moskitooが趣味で集めているアンティークのポストカード。デザインのユニークさに惹かれて、ヨーロッパに行くとマーケットで買うという。(撮影:Moskitoo)

100年前の誰かのメッセージが現代で売られていて、海や時間を超えて自分がそれを手にしているのは不思議だなと思ったんです。Googleカメラで読むと、長文で心情を語っていたり、すごくプライベートな内容だったりしていて。全く知らない人の詩片によって、そこにいない人の存在に気付かされたり、過去の出来事と瞬時に時空がつながったりすることが興味深くて、『Unspoken Poetry』というコンセプトに辿り着きました。

言葉を辿っているうちに何かに飲み込まれていくような…

—刺繍といえば、アルバムの推薦文を書かれた美術家・福田尚代さんの作品にも、本や手紙に刺繍を施しているものがありますよね。

そうなんです。福田さんの美術作品が大好きだったので、HEADZレーベルにお願いしてコメントを依頼させていただきました。文字や言葉を使った芸術表現をされている美術家の方で、回文作品を多く手がけていらっしゃいます。福田さんの言葉に触れているうちに、意味を超越した世界につながっていくというか、言葉そのものが空間へと変わっていくような感覚があって、すごく好きなんです。

美術家・福田尚代の美術作品がまとめられた書籍『ひかり埃のきみ 美術と回文』(2016 平凡社)。《はじまりからも終わりからも読むことのできる言葉》として、数々の回文作品も掲載されている。Moskitooは「回文の下にひらがなの読みが書かれていて、その文字を区切ったり、なぞったりしながら、回文を解読していくプロセスがとても好き」と語る。(撮影:Moskitoo)

—少し拝見したのですが、新しい言葉の響きや普段は思いつかない言葉の組み合わせが並んでいて、それでかつ長文の回文が成立していることに驚きました。

本当にすごいですよね。静謐で、幻想的でもあるし、神話のようでもあり、無限に近い時間を感じます。言葉を辿っているうちに、文字が粒子になって何かに飲み込まれていくような、別世界に辿り着くような感覚もあって。そして、作り手の目線で考えると、回文にかかった膨大な時間や、孤独の淵みたいなものも感じるんです。

福田尚代『ひかり埃のきみ 美術と回文』(2016 平凡社)より《漂着物》。消しゴムを主な素材とした彫刻作品。(撮影:Moskitoo)

福田さんの消しゴムを使った彫刻作品からは、膨大な時間をかけて消しゴム自体や物事の痕跡を消しながら、新たな存在へと生まれ変わらせていくような儚さを感じます。創作の原点のような尊い気持ちにもなりますし、物や記憶を分解してまるごと包み込むような、壮大な愛も感じます。

—福田さんの作品は、どのようなきっかけで好きになったんですか?

2016年頃に、本屋さんで『ひかり埃のきみ』の装丁に惹かれたことがきっかけですね。デザインの仕事で印刷物に関わることもあるので、書籍を見るときも表面の加工や用紙のこだわりを見るのが好きで。

回文は、ある意味で音の表現のひとつだと思っていて、言葉を扱う上で新しい概念を提示してくださっています。空間的に音を配置したいという発想には、潜在的に影響を受けている部分があるかもしれません。

—他に影響を受けていそうな書物はありますか?

向井周太郎さん(1932-2024)の作品集もよく読んでいました。いわゆるコンクリートポエトリーの作品を手がけていて、意味よりも音やビジュアルとして言葉を捉えているような、文字を使った詩の表現をされている方なんです。そういう世界というか、空間的な言葉との関係性に魅力を感じていました。

向井周太郎『かたちの詩学』(2003 美術出版社)と朝吹真理子『TIMELESS』(2024 新潮文庫)。「本は電子書籍で購入することが多いけど、装丁の良さに惹かれたときや、言葉に深く入り込みたいときは、紙としての本を持っておきたいと思う」とMoskitooは語る。(撮影:Moskitoo)

小説だと、朝吹真理子さんの『TIMELESS』も好きです。冒頭の会話で出てくるクラゲのように、物語全体を通して時空を漂っているような感覚になります。過去と未来の時間であったり、不定型な家族の関係性だったり。夢と現実の間を流れるような、捉えどころがない感じが心地良くて美しいです。

幻想や並行世界みたいな、現実にない景色とつながる装置になったら

—ここまで挙げられた方々に、言葉の使い方で共通点がありそうな気がしていて。意味を最重視しているわけではないというか、感覚的に読むというか…

そうですね。「感じる」というのが近いのかな。言葉を辿っていくうちに、違う世界とつながるような表現が好きなのかもしれません。空想する余地がある言葉というか、言葉にならない感覚が表現されているものが好きですね。

—Moskitooさんとしては、そういう感覚を音楽や音で作りたいという気持ちがあるのでしょうか。

それはすごくありますね。自分の世界を表現したいとか、真剣に聴いて欲しいというよりは、音を通じて何かを思い起こしたり、いろんなイメージを広げるきっかけになればいいなと思っています。幻想や並行世界みたいな、現実にはない景色とつながる装置のような音楽になったらいいですね。

Moskitooがデザインした『Unspoken Poetry』のアートワーク。トイピアノを解体してアンティークの小物を配置し、ドールハウスに見立てて撮影されている。”ドール”を映さないことで住人の存在が不明瞭となり、物語的な想像が膨らむ余白が残されてる。

—福田さんの言葉や物質だったり、向井さんの視覚的な表現だったりと手法が様々ある中で、音楽だからこそできることについて、どのように考えていますか?

「音」というのは現象、つまり物理的な振動なので、意味を超えた力を持っていると思います。だからこそ、音楽には言葉や視覚の制限を超えられる可能性を感じていますね。

—Moskitooさんの楽曲の中では、言葉というか、歌や声はどのような役割を持っているのでしょうか。

音と言葉を同列に、音のひとつとして言葉があるといいなと思って配置しています。これは1stアルバムの頃から変わらず、いい意味で声が印象に残らないような置き方を心がけていました。今回はより同列を目指して作りましたが、まだ目標の中間点ぐらいのイメージです。もっと音と言葉を対等にして、より自由で空間的な配置にしたいですね。

Moskitooが自らデザインした『Unspoken Poetry』の歌詞カード。これまでのアルバムには歌詞カードがなかったが、今作はレーベルにお願いして付属してもらったという。デザイン面では忘れられたような、遠い記憶の中にあるものを感じさせるトーンを意識したと語る。用紙には、経年劣化で黄色っぽく色焼けするモンテシオンが選ばれている。

—歌詞の言葉は、どのようにできていくのでしょうか? たとえば『Molder And Morrow』という曲の「わたしの胸に咲く肺」の部分を歌詞カードで見て、臓器の肺だったことに驚きました。

歌詞は音感で考えることが多いですね。音の感触から言葉を掘り出していくというか、探っていくことで言葉の輪郭が見えてくる感覚です。先に歌詞の内容を決めることはあまりなく、音のイメージができてから「この音にはどんな言葉や物語があるんだろうか」と考えますね。

光の当て方によって濃いところが出てきたり、使いたい部分を発見したり

—サウンド面では、過去の音源やエラー音を使われたそうですが、具体的にはどのような音ですか?

楽曲制作に使っているLogicというソフトには、古いバージョンだと”Fade Files”という、音をフェードイン・アウトしたときにカットした部分が集まった謎の”ごみファイル”があったんです。この音を集めて別の音を作ったり、サンプラーに入れて音階にしたりしています。

あと、遊びで演奏したときの動画や、特に演奏と関係ない動画の音も使っています。テンポ感がそれぞれ違うので、「ずれ」が生まれて面白いんですよね。そういった自分のコントロールを外れた音や、偶然性のある、意図せず録音された音を取り入れて、過去の音をレイヤーのように重ね合わせています。

—今作が1st、2ndよりも手触り感や温かさを感じるのは、こういった音の気配が醸し出している部分もあるのかなと思いました。

音を選ぶときも、何か意図的に選ぶことから外れたいので、無作為に選ぶことが多かったです。でも、意外とどんな音でも音になると感じました。たとえばフィールドレコーディングで入ってしまった「ボコッ」という風の音も、それだけ切り出して使ってみると、面白い音になったり。そういった普段使われないような音が、音の気配につながっているのかもしれません。

Moskitoo – Words Wardrobe (Official Music Video)

—過去の音を改めて見つめることで、録音された時には気づかなかった、新しい聴こえ方を発見できそうですね。音をひとつひとつ取り出して、向きを変えたり加工したり..というのは、歌詞の言葉を探るときと似ていそうです。

そうですね。光の当て方によって濃い部分が浮かび上がったり、使いたい部分を発見したり。編集的な作業は似ているかもしれないですね。

—そうなると”ごみ”というより、貝殻を砂場で拾うような感覚なのでしょうか。

あ、それはすごく素敵ですね。笑 確かに”ごみ”としては見ていなくて、自然鉱物や天然石に近いかも。「この時代の石はこんな感じなんだ」「昔のものだから音は良くないけど、これも面白いな」とか。拾い集めるとか探す感覚は近いかもしれないですね。

本の物語に入っていきやすい音楽や音になったら

—今作ではアートワーク、歌詞カード、特典のしおりなど、作品全体を通して自らデザインを担当されていますね。

アルバム全体となると、物理的な作業量が多くて大変でした。笑 自分の音楽を客観的に捉え直すのも難しかったですね。デザインには、サイズや印刷方法など、音楽と異なる現実的な制約が多くあります。その中で、できるだけ細部までこだわりました。今はサブスクで聴ける時代なので、CDを手に取ってもらうためには、より一層デザインが重要になると思っています。

Moskitooが印刷方法までこだわってデザインした『Unspoken Poetry』のCD購入特典「クリアしおり」。白塗りの上に4色を塗る2層構造になっており、裏が透けないようになっている。(HEADZ/WEATHERレーベルストア)

—同じ作品を音楽とデザインの両面から考えることで、どんな相乗効果がありましたか?

より深い世界観をお届けできたのかなと思っています。普段から音楽を線や点などのビジュアルとして捉えることがあり、そういった音の情景や気配に対する感覚を、デザイン面でも表現できたように思います。

デザインでは余白が大切ですよね。音楽でも余白というか、聴き手の方が自由に想像を広げたり、記憶を重ね合わせたり、関与できる余地を大事にしています。聴く人によって、いろんな捉え方ができる音楽を作りたいです。

2025年2月7日(金) 夜に東京・池袋の自由学園明日館で開催する音楽イベント『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 – vol.3』のメインビジュアル。Moskitooがソロ演奏で出演する。

—2月7日(金)には『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 – 』という、お客さんが読書してもいいというイベントに出演いただきます。こういったイベントは初めてですか?

そうですね、何か他のことをしながら聴いていただくライブは初めてです。もともと「ライブ」という形式に懐疑的というか、「演奏者に集中して音楽を聴く」以外の楽しみ方があったらいいなと思っていました。今回は、空間や読書を楽しみながら演奏を聴くことができるので、音楽が背景になることに魅力を感じています。

—どんなライブにしたいですか?

音楽というよりは音として、空間に溶け込むような演奏ができたらと思います。会場の自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライトが設計した椅子や窓などの幾何学的なデザインが素敵ですよね。

自由学園明日館のラウンジホール。アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトによって建築された。1921年から歴史があり、動態保存の思想のもと音楽コンサートなど多くのイベントが行われている。写真右は9/27に開催された『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 – vol.1』の様子(レポート)

建築的なデザインの美しさや、その建物ならではの響きや空気感を感じながら、その場に合わせて音を作っていきたいです。本の物語に自然と入り込めるような音楽や音になったらいいなと思います。その空間の中で、言葉と音がそれぞれの感覚を引き立て合うような瞬間が生まれたら、とても嬉しいですね。

プロフィール

Moskitoo

東京生まれ、札幌育ち。現在は東京を拠点に活動するサウンドアーティスト、シンガー。2007年、テイラー・デュプリーが主宰するニューヨークのレーベル12kより『DRAPE』でソロとしてデビュー。自身の歌声を基点に、ギターやトイグロッケンシュピールなどの様々な楽器、身の回りの非楽器の音、電子音とを交錯させながら独自のサウンドスケープを構築している。一音一音の音の探求に始まり、歌唱、トラックメイキング、アートワークまですべての制作プロセスを自身で手がける。これまでにフランス、オランダ、スコットランドなどのヨーロッパ10都市でのツアー、ニューヨーク、ボストン、カナダでの北米ツアー、オーストラリア5都市でのツアー、デンマーク、韓国など国内外のさまざまなイベントに招待され公演を重ねている。ソロ活動のほか、2008年からはFilFlaのアルバムやライブに歌唱・作詞作曲で参加。2017年にはSontag Shogun & Moskitoo、2020年にはMinamo & Moskitooとしてヴァイナル作品を発表。2024年4月高山康平監督の短編映画『冬の海の声の記憶 サウンドトラック』をリリース。国内外のアーティストへの歌唱や楽曲提供、コラボレーション、テレビCMの歌唱やナレーションなど、多岐にわたる活動を展開。2024年10月、最新作『Unspoken Poetry』を日本のHEADZ/WEATHERよりリリースした。

執筆・編集:石松豊

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