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ausが温泉のための音楽を制作『いかほサラウンディング | アンビエント音泉』9/29-10/27群馬・伊香保で開催中
2024.10.07

群馬・伊香保温泉で『いかほサラウンディング | アンビエント音泉』が開催されている。2024年9月29日(日)から始まっており、10月27日(日)まで。
『いかほサラウンディング | アンビエント音泉』は、温泉に浸かりながらアンビエント・ミュージックを聴くことのできるイベント。音楽は現地で録音したフィールドレコーディングを元にausが制作した。

会場は、万葉の時代から歴史を持つ伊香保温泉内の8つの旅館。露天風呂を中心に、旅館ごとに異なる音楽を体験できる。

音楽がどこからやってくるのかを真剣に考えると、それは文化以前に自然と対話するような営みからだと思います。では、温泉がどこからやってくるかと考えると、地下深く、地球の熱によって温められた水脈がその地域の土を伝わって地上に湧き出してきます。自然が生み出した、音と湯。それらの源泉を五感で感じながら、生まれたままの姿でどっぷり浸かってください。
石井勇(MINOU BOOKS / secret onsen club)
ausは同期間に伊香保温泉にてアーティスト・イン・レジデンスとして参加した作品を展示している。
イベント情報
いかほサラウンディング | アンビエント音泉
■日時
2024年9月29日(日)〜10月27日(日)
■会場
和心のの宿 大森
あかりの宿 おかべ
お宿 かつほ
古久家
いかほ秀水園
お宿玉樹
洋風旅館 ぴのん
ホテル松本楼
※音泉音浴を楽しめる露天風呂、時間などの詳細は各ホテル/旅館までお問い合わせください
プロフィール
aus
東京出身。10代の頃から実験映像作品の音楽を手がける。早くから海外で注目を集め、NYのインディーズ・レーベルよりデビュー。身近に存在する音を再発見し、再構築を繰り返すことによって生まれる彼の音楽は「自然に変化を加えることによって新しい自然を生み出す」と自身が語るように、テレビやラジオから零れ落ちた音、映画などのビジュアル、言葉、長く忘れ去られた記憶、内的な感情などからインスピレーションを受け、世界の細かな瞬間瞬間をイラストレートする。これまでにヨーロッパを中心に世界35都市でライブを行い、国際的にも注目されるレコード・レーベルFLAUを主宰。
長らく自身の音楽活動は休止していたが、昨年Seb Wildblood主宰All My Thoughtsより久々となるシングル「Until Then」をリリース、4月にはイギリスの老舗レーベルLo Recordingsより15年ぶりのニューアルバム「Everis」をリリース。同作のリミックス・アルバムにはJohn Beltran、Li Yileiらが参加した。Matthew Herbert、Craig Armstrong、Seahawksほかリミックス・ワークも多数。
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Nils Frahm
終始穏やかで、冬の朝の陽だまりの中でまどろんでいるような感覚を味わえます。
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CORAL MORPHOLOGIC & NICK LEON
柔らかい音像の中を、クラゲやサンゴになって流れに身を委ねているような、海の静けさやゆらめきを感じさせる音楽ですね。
Moskitoo
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Tumbling Towards A Wall
Ulla
厭世的なのに人肌も同時に感じて、水の中で空を眺めているような気持ちになります。
aus
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death has light
別野加奈
圧倒的な白い光の中で、生命としての熱や発光を見つめ、受け止めてくれる。
石松豊
ABOUT
生活風景に
穏やかな音楽を
『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。
アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。
木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。
