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斉藤尋己、奄美大島などのサウンドスケープと即興演奏ピアノが織りなすアンサンブル『Sounds of My World』11/15リリース
2024.11.15
ミュージシャンでサウンドスケープデザイナーの斉藤尋己が、アルバム『Sounds of My World』を2024年11月15日(金)にリリースした。
『Sounds of My World』は、高性能バイノーラルマイクを使用してフィールドレコーディングしたサウンドスケープ音源と、即興演奏のミュートピアノの音が一体となってアンサンブルを織りなす作品集。
それぞれの曲名は録音した日本、オーストリア、チェコ、ポルトガルの地名になっている。斉藤尋己は「このアルバムを通じて、世界各地を旅しているかのような体験を味わい、各地の音と風景に浸ることができます。どうぞ鮮やかな情景をお楽しみください。」と語っている。
また合わせてミュージックビデオ「Amami」が公開。「Amami」はMovementⅠ、Ⅱ、Ⅲの3つの楽章からなる即興曲。奄美大島の夜明け前後のサウンドスケープと、柔らかく調和するピアノにより、刻一刻と生命が芽吹いていく情景が表現されている。
奄美大島でのフィールドレコーディングは、日の出前の5:38から開始したという。「空が徐々に明るくなると共に、夜に鳴いていたカエルが徐々に静かになってゆく中、ある鳥が目覚めひと声鳴いたのをきっかけに、森の生き物たちが次々と目を覚まし、木々もそれに呼応して少しづつ光を浴びて色づき始めた。とても美しい情景でした。」と斉藤尋己は語っている。
リリース情報
斉藤尋己『Sounds of My World』
■リリース日
2024年11月15日(金)
■フォーマット
デジタル配信
■収録曲
01. Amami,Movement Ⅰ
02. Stockerauer Au
03. Levada dos Tornos
04. Český Krumlov
05. Amami,Movement Ⅱ
06. Schreiberbach
07. Jike
08. Vienna
09. Amami,Movement Ⅲ
■レーベル
SDL Records
プロフィール
斉藤尋己
音楽家。東京生まれ。10歳でクラッシックギターを始め、18歳から本格的にクラッシックの音楽理論を学ぶ。その後、日本大学芸術学部情報音楽コースに入学し、音響心理学、音響解析等を学び、実験的作品やオーケストラ作品などで作曲活動を開始。 卒業後は、映画・CM・TV・Webなどの多くのメディアに楽曲を提供する他、nanacoカードのインターフェイス音やYAMAHAの音源開発、企業CIなどのサウンドデザインにも携わる。また、ミラノサローネやJapan House London展覧会の会場音楽や、サウンドインスタレーションなどのアート作品を発表し、 様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。2016年には自身主催によるサウンドスケープを思考の軸に据えたサウンドブランディングエージェンシーSoundscapeDesignLabを立ち上げる。
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