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不眠症に”音による癒し”を。Hiroshi Ebina、アルバム「Into the Darkness of the Night」をKITCHEN. LABELから9/27リリース

2024.09.18

東京在住のサウンドアーティスト・Hiroshi Ebinaが、2024年9月27日(金)にアルバム「Into the Darkness of the Night」を、シンガポールのKITCHEN. LABELからリリースする。

Hiroshi Ebina

2022年のデビュー作「In Science and the Human Heart」に続く本作は、夜の静かな時間のために制作された作品。パートナーの不眠症のために、音による癒しを作ろうとしたことがきっかけという。

オルゴールや水入りワイングラスの素朴な音色から、ユーロラックシンセサイザーやアルゴリズミック・シーケンサーなどの最先端技術まで、様々な楽器を使用し、繊細で透明感のある催眠的サウンドスケープが表現されている。

Hiroshi Ebina – The darkness of the night (Official Video)

アートワークは写真家・小野田陽一、マスタリングはニューヨークの Joseph Branciforte(Greyfade Studio)が担当。

また9月28日(土)には東京・落合Soupにて、Emily A. Sprague と Cool Maritimeの日本ツアーに出演が決まっている。

リリース情報

Hiroshi Ebina「Into the Darkness of the Night」

■リリース日
2024年9月27日(金)


■収録曲
1. Shh,
2. Somunus
3. And may your dreams
4. Turning off
5. Liminality
6. Slow wave
7. Hammershøiʼ s room
8. Surrender
9. The darkness of the night

■フォーマット
国内流通盤CD、輸入盤LP、デジタル


■レーベル
KITCHEN. LABEL


■流通
p*dis、Inpartmaint Inc.

イベント情報

Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024 東京公演①

■日時
2024年9月28日(土)

■会場
落合Soup

■出演
Emily A. Sprague
Cool Maritime
Hiroshi Ebina
DJ : Tryster

プロフィール

Hiroshi Ebina

東京在住のサウンドアーティスト。活動は多岐に渡り、アンビエントミュージックの作曲・演奏や、雅楽奏者としての活動、フィルムカメラを用いた写真作品の作成も行なっている。ニューヨークでの活動を経て、2018年より日本での活動を再開。作曲にはモジュラーシンセを中心にテープマシンや多種多様なアコースティック楽器を用いる。近年はKITCHEN. LABELやMystery Circles、Seil Recordsより作品を発表している。

「偶発性」はHiroshi Ebinaの音楽を語る上で欠かすことのできない要素である。真白の紙の上に点や線を広げるように音と並べていき、法則を与えることで音楽を形作っていくプロセスを取っている。作曲の際はリズムやピッチといった側面だけでなく、音の触感や音と音との間の無音部分などを重視している。

プロフィール

Emily A. Sprague

エミリーは、ニューヨーク州北部のカータースキル・クローヴで生まれ育ち、現在もそこに住む音楽家である。幼少期に母の教えでピアノを始める。11歳の頃からギター・レッスンを受け始めたものの、一旦やめてしまうが、14歳の時に再びギターを弾き始め、本格的にソング・ライティングに興味を持つ。その後バンドFloristを結成し、2013年に6曲入りEP『We Have Been This Way Forever』でデビュー。もう一枚の自主制作EPを経て、Double Double Whammyと契約し、2015年にリリースしたEP『Holdly』でStereogumの「50 Best New Bands Of 2015」に選出される。2016年に『The Birds Outside Sang』、2017年に『If Blue Could Be Happiness』の2作のアルバムを発表、さらに2019年には最新作『Emily Alone』をリリースし、PitchfrokでBEST NEW ALBUMを獲得し、インディ・ミュージック・リスナーから多くの支持を受ける。 その活動と並行し、Emilyはモジュラー・シンセサイザーを用いたアンビエント・ミュージックの制作を開始しセルフ・リリースした『Water Memory』、「Mount Vision」が高い評価を得る。その才能に着目したNYの最先鋭レーベルRVNGよりリマスター、ボーナス・トラックを追加してフィジカル化(CD/LP)し、PitchforkにてBEST NEW REISSUEを獲得。2020年には初来日が企画されたものの、惜しくもコロナ禍により延期を余儀なくされる。そして同年現時点での最新アルバムである『Hill, Flower, Fog』をリリース。彗星のようなキラキラとした音色からオルゴールのような牧歌的なフレーズまでが滑らかなリヴァーブで彩るアンビエントを展開し、アンビエント・ミュージシャンとしての認知度をさらに高めた。そして2022年にはFloristとしての新作にしてセイム・タイトル・アルバム『Florist』をリリース。Pitchforkで8.5点の高得点でBest New Musicを獲得するなど、今最も注目されているミュージシャンの1人である。エミリーの作品は、万物のつながりに関するもので、地上の活動や人間との接触を導く神秘的な力に、生きた核となる形を与えている。記憶と視覚、海と山、問いと答え、感情と無限大。そして陽光、トカゲ、海の塩。

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