Ucuuu

NEWS

ZINEのテーマは「シネマティック・ポップ」。プレイリストから生まれたソングガイド『Lostscape Notes』5/4刊行

2026.04.21

ソングライターの夜夏とDJのcelluloseによる、「シネマティック・ポップ」をテーマにしたZINE『Lostscape Notes -Cinematic Pop Song Guide 200-』が2026年5月4日に刊行される。同日開催の文学フリマ東京42から頒布され、オンライン販売も予定されている。

本誌のテーマである「シネマティック・ポップ」は、既存のジャンル区分や美学ラベルとは異なり、アンビエント、フォーク、ポストロック、エレクトロニカ、スロウコア、J-POP……といったカテゴリの境界をまたぎながら、映像的な想像力や風景を立ち上げる音像、日常と非日常のあわいに宿る感触などを共通項として持つ“歌”をとらえようとするもの。

『Lostscape Notes』というタイトルには、書き留めなければ失われたままであったかもしれない音楽風景への眼差しと、自らの言葉による語りを取り戻す過程で迷うこと、そのただなかにあることへの祝福が込められている。

夜夏とcelluloseの編集するプレイリスト「Narratage Passage」をきっかけに生まれたこのZINEには、多彩な執筆陣が参加した200曲に及ぶソングガイドを中心に、アーティストへのインタビュー、ミュージシャン・ライター・DJによるエッセイや論考、コラムが収録されている。

リリース情報

『Lostscape Notes -Cinematic Pop Song Guide 200-』

■発行日
2026年5月6日

■価格
¥1,500(会場販売価格)

■クレジット
[インタビュー]
kidlit/光季

[エッセイ・コラム]
遠野朝海/ゆうさり/imdkm/カルト

[論考]
犬埋てつを

[ソングガイド]
夜夏/cellulose/imdkm/灰街令/李氏/カルト/ゆうさり/Telematic Visions

[掲載アーティスト(一部)]

新居昭乃、岡崎律子、森山直太朗、ACO、三浦透子、odol、別野加奈、matryoshka、Maison book girl、aus、柴田聡子、Quadeca、yuma yamaguchi、三浦大知、菅野よう子、コトリンゴ、coconoe、world's end girlfriend、MON/KU、坂本美雨、阿部芙蓉美、m/lue.、LOLOET、梅井美咲、高井息吹、butasaku、井手健介と母船、YankaNoi、空気公団、Predawn、鎌野愛々、fifi léger、転校生、きのこ帝国、sleepy.ab、Daughter、ROTH BART BARON、太田ひな、日食なつこ、瑛人、折坂悠太、二階堂和美、団地ノ宮、Tiroru、サ柄直生・uami、cacophony、Lucy Liyou、Disiniblud、Hania Rani、圭菜代、上田麗奈、山崎エリイ、高城みよ、Rionos、bermei.inazawa、genθ、Mili、岡部啓一、Kevin Penkin、山野裕子、Chappie、斉藤由貴、オフコース、大貫妙子、Sigur Rós、BUMP OF CHICKEN and more

[写真]
pokarim/quoposk/il/箱/夜夏

[表紙写真]
ikeda.m

[デザイン]
箱

[企画・編集]
夜夏/cellulose

[編集協力]
imdkm

■目次
・イントロダクション:シネマティック・ポップという「眺め」——迷うこと、風景を取り戻すこと(夜夏)
・Scene 1: Sound as Vision / 音の中の光景
・インタビュー:光季
・Scene 2: Flashback, Echoes of Reminiscence / 記憶の岸辺にて
・エッセイ:→(片道切符の波の形)(ゆうさり)
・Scene 3: Landscape as a Message / 風景が語りはじめるとき
・エッセイ:鳥讃歌(遠野朝海)
・Scene 4: Songs of Peripheral Days / 名前のない日々を生きる
・論考:郊外の風景を見ること、シネマティック・ポップを見出すこと(犬埋てつを)
・Scene 5: Voice-over, Voice Gravity / 声の引力
・Scene 6: Dream Sequence, Melting Boundaries / まどろみの地図
・インタビュー:kidlit
・Scene 7: Beyond the Frame / スクリーンの向こうで
・コラム:DJで「アニメをやる」(カルト)
・Scene 8: Proto-Cinematic Pop / 静かな源流
・コラム:プロト・シネマティック・ポップ——シネマティック・ポップのアナクロニズムを拡張する(imdkm)
・おわりに
・索引
・寄稿者一覧

プロフィール

夜夏

山口生まれ、東京を拠点に活動するソングライター/作曲家。感情の細部を掬い取る詞世界と、歌い手の声と調和する編曲を理想とし、作詞作曲・マスタリングまで一貫して手がける。楽曲制作のほか、『ユリイカ 臨時増刊号 総特集=岡﨑乾二郎』でのエッセイ執筆など創作の幅を広げ、音と言葉の両面から表現を探求している。

プロフィール

cellulose

神奈川県在住。音とその空白から滲み出る情趣や風景を分有することをテーマにDJとして活動するほか、ときおりインタビュー記事やライブレポートの制作なども行う。夜夏「Hyper Voice feat. ラヌ」には共同編曲で参加。

合わせて読む

NEWS

最新の穏やかな音楽情報を知る

VIEW ALL →
  • 2026.10.09

    Refeeld、「朝の光」や「そよ風」など日々の些細な時間の流れに目を向けた新作EP『In Motion』10/9配信リリース

  • 2026.10.01

    お寺フェス『テラノオト』に石川紅奈、tricolor、優河ら追加発表。11/28-29東京・文京区にて

  • 2026.09.16

    大切な故人が肯定してくれた"回り道"の人生。Rie Nemoto、新シングル『arc』9/23配信リリース

  • 2026.09.11

    湖畔の光をアートワークへ。フィンランドのピアニスト・Antti Kujanpää、ソロデビュー作『Afterimage』9/11リリース

MAGAZINE

音楽と生活の新しい接点に出会う

VIEW ALL →
  • ARTIST 20

    2026.09.15

    「生活」の響きが、音楽になる。morimoto naokiのアンビエントに宿る、日々のささやかな瞬間

    「生活」の響きが、音楽になる。morimoto naokiのアンビエントに宿る、日々のささやかな瞬間

    ルーツや原体験、レコード作品からアンビエントへの想いを語る

  • ARTIST 19

    2026.05.07

    AI時代に追求する「自分らしいメロディ」 初のナイロン弦ギター作品で見せる、まるやまたつやの新たな音像

    AI時代に追求する「自分らしいメロディ」 初のナイロン弦ギター作品で見せる、まるやまたつやの新たな音像

    初の全曲ナイロン弦ギターによるEP『Frame of mind』リリース背景

  • ARTIST 18

    #PR 2026.04.23

    この世界は愛にあふれている。ピアニスト・Yoko Komatsuが「あなたが、ひかり」と歌う新アルバムに込めた願い

    この世界は愛にあふれている。ピアニスト・Yoko Komatsuが「あなたが、ひかり」と歌う新アルバムに込めた願い

    息子や震災、復興へ寄せた新作『ひかり』の全曲背景

DISC GUIDE

気分に合わせて新しい音楽を探す

VIEW ALL →
  • Blank Slate, Open Space

    Alaskan Tapes , Blu Miles

    楽器から出される音だけでなく、二人がセッションしている佇まいや空気感も一緒に録音されているように感じるんです。

    morimoto naoki

  • ASATO

    Mateus Asato

    楽器の”おいしい部分”を引き出す力があるというか、まるで素材の旨味を引き出すシェフのように感じますね。

    まるやまたつや

  • tokyo.sora original soundtrack

    菅野よう子

    初めて「こういう歌を作ってみたい」と思いました。

    Yoko Komatsu

  • Moth

    Mick Turner

    このアルバムを聴いていると、音楽と一緒に寄り添いつづけて生きるギタリストの生き方が聴こえてきます。

    Kenta Tanaka

SOUND DIARY

アーティストの音日記を覗く

VIEW ALL →
  • 2026.07.23

    Kamikochi — Summer Morning in the Japanese Alps

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

  • 2026.06.05

    Nikko National Park — Awakening of Lake Yunoko

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

  • 2024.10.30

    The Forest of Amami-Oshima Island Around Sunrise

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

ABOUT

生活風景に
穏やかな音楽を

『Ucuuu』は、穏やかな音楽の魅力を発信するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

VIEW MORE →