Ucuuu

NEWS

村上春樹「アフターダーク」にインスパイアされたサウンドスケープ集。mukmuk recordsから、スプリットアルバム配信

2025.03.31

日本のアンビエントレーベル・mukmuk recordsから、ベルギーのFirst Snow of The YearとイタリアのFar away Nebraska のスプリットアルバム『After Dark』が、3月28日にデジタルリリースされた。

First Snow of The Year(写真左)、Far away Nebraska(写真右)

この作品は、村上春樹の小説「アフターダーク」からインスパイアされた「暗闇・眠り」がテーマのサウンドスケープ集。”漆黒”を表現するために、全曲が鍵盤上の黒鍵音によって構成されている。

リリース情報

■リリース日
2025年3月28日(金)

■収録曲
01 . In The Room, Nothing Else Moves - First Snow of The Year
02 . The Pace of Her Awakening - Far away Nebraska
03 . Alphaville May Be The Perfect Name - First Snow of The Year
04 . Our Eyes Gradually Adjust to The Darkness - Far away Nebraska
05 . Racing With My Own Shadow - Far away Nebraska
06 . At Least for Now - First Snow of The Year

■レーベル
mukmuk records

プロフィール

First Snow of The Year

アントワープ在住のアーティスト、エリック・セヴェナンスによるアンビエントサウンドスケーププロジェクト。テレキャスター、シンセ、フィールドレコーディングのぼんやりとした音色をバランスよく組み合わせて、村上春樹の小説を読むときに聴く独自のサウンドトラックを制作している。

BandCamp
X
Instagram

プロフィール

Far away Nebraska

イタリア出身のアレッシオ・ベルトゥッツィによるソロプロジェクト。2022年よりギターとシンセサイザーを中心にアンビエント・ミュージックを制作し、デビューアルバム「Calma fragile」を発表した。

プロフィール

mukmuk records

2022年から同世代のトラックメイカーmorimoto naoki、UYUNI、yumegiwatoneの3人で運営開始。コンセプトは〈想像力、むくむく〉。想像力をむくむくと膨らませ、人々に寄り添う音楽や企画を創りだし、みんなを笑顔にします。

合わせて読む

NEWS

最新の穏やかな音楽情報を知る

VIEW ALL →
  • 2025.07.17

    山中湖でWATER WATER CAMEL・齋藤キャメルが夏まつりライブ。Yamanaka Terraceにて8/10開催

  • 2025.07.03

    アンビエントトリオ・肖像、「操れない」植物をモチーフに即興演奏した新譜『Plants i』を7/2配信リリース

  • 2025.06.27

    冥丁、温泉地の環境音を用いた新作『泉涌』を8/8リリース。大分県・別府市の制100周年記念事業の一環

  • 2025.06.25

    Yoko Komatsu、自身初となる楽譜集『情景』の発売記念コンサートを8/30に東京・永福町sonoriumで開催

MAGAZINE

音楽と生活の新しい接点に出会う

VIEW ALL →
  • ARTIST 14

    2025.07.14

    ヴァイオリン奏者・根本理恵がソロ作品で見つけた「余白を楽しむこと」。合唱部の原体験が育んだ、音を重ねる歓び

    ヴァイオリン奏者・根本理恵がソロ作品で見つけた「余白を楽しむこと」。合唱部の原体験が育んだ、音を重ねる歓び

    2枚のソロアルバム制作背景から、その音楽性に迫る

  • ARTIST 13

    2025.07.12

    Paniyoloが奏でる、日常に寄り添う音楽。『いつものひのおわりに』に込めた穏やかな余韻と、ポップス的なやさしさ

    Paniyoloが奏でる、日常に寄り添う音楽。『いつものひのおわりに』に込めた穏やかな余韻と、ポップス的なやさしさ

    優しいナイロン弦のクラシックギターが、多くの人に愛される理由

  • ARTIST 12

    #PR 2025.06.19

    自然も心も、影があるから光が美しい。碧木莉歩『想いの消息』から始まる、穏やかで熱を秘めたピアノの旅

    自然も心も、影があるから光が美しい。碧木莉歩『想いの消息』から始まる、穏やかで熱を秘めたピアノの旅

    中南米ネオ・フォルクローレ等を中心に影響を受けて完成した1stアルバムの制作背景

DISC GUIDE

気分に合わせて新しい音楽を探す

VIEW ALL →
  • Insight II

    Julien Marchal

    気持ちを落ち着かせたり、自分のソロ活動へと気持ちを切り替えたりするために、この作品をよく聴いています。

    根本理恵

  • Pianisme

    Sylvain Chauveau

    全体的に静かな雰囲気で、余白を十分に感じられる作品です。夜、寝る前に聴くことが多いのですが、そのまま寝てしまうくらい心地よいですね。

    Paniyolo

  • Dos ríos

    Andrés Beeuwsaert

    ただ暗いだけではなく、遠くに希望のような光が現れたり消えたりしていて、それを追いかけてるようなイメージも湧いてきます。

    碧木莉歩

  • Small Winters

    Taylor Deupree

    横で小川がちょろちょろ流れているような、邪魔はしないけれど、そこにあると安心する音楽ですね。

    宮内優里

SOUND DIARY

アーティストの音日記を覗く

VIEW ALL →
  • 2024.10.30

    The Forest of Amami-Oshima Island Around Sunrise

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

ABOUT

生活風景に
穏やかな音楽を

『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

VIEW MORE →