Ucuuu

NEWS

Yoko Komatsu出演「読書と静かな即興演奏」イベント 2/28(金)開催。重要文化財でピアノと喫茶に「心を緩める」時間を

2025.01.08

穏やかな音楽のある生活風景を紹介するWebメディア『Ucuuu』(ウクー)の主催イベントとして、東京・池袋にある重要文化財・自由学園明日館 ラウンジホールにて、『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 – vol.4』を2025年2月28日(金)夜に開催する。

『Music For The Story』は、Ucuuu運営のYutaka Ishimatsu (orange plus music)がこれまで2年に渡り開催してきた読書BGMライブ。今回のシリーズは第三弾として、穏やかな音楽と共に読書や喫茶が楽しめるイベントとなっている。2月7日(金)にはMoskitoo出演のvol.3が開催される。

9/27にはvol.1を東京・池袋にある重要文化財・自由学園明日館にて、ピアニスト・Yuka Akatsuを迎えて開催。(写真左 / レポート) 11/7にはvol.2を東京・初台にある本の読める店 fuzkueにて、サウンドアーティスト・Tomotsugu Nakamuraを迎えて開催した。(写真右 / レポート)

出演はピアニストのYoko Komatsu。クラシックピアノを研鑽したのち、余韻や間の美しさ、音のその先にある響きを意識するようになり、昨年3月には3rdアルバム『あえか』をリリース。根本理恵のコンサートやTK(凛として時雨)の楽曲にもピアニストとして数多く参加している。2016年からは山梨へ移住し、自然の中で音楽と向き合う日々をおくっている。近々『Ucuuu』ではアルバム制作背景や、読書や言葉と音楽の関わりについてのインタビュー記事が公開される予定となっている。

Yoko Komatsu

2024年にリリースされた3rd アルバム『あえか』より『空に、美しく咲いて』

会場の自由学園明日館は、1921年にアメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトによって建築され、椅子や窓など幾何学的なデザインが美しい重要文化財。東京・JR池袋駅西口から徒歩7分の距離に位置し、動態保存の思想のもと、普段より多くのイベントが開催されている。冬の空気の中で、厳かな雰囲気を楽しめる。(館内は暖房あり)

自由学園明日館 ラウンジホール

ライブ中は持参した本を読んだり、考え事をしたり、自由に過ごすことができる。また喫茶付きチケットを購入すると、普段から自由学園明日館の見学で提供されているコーヒーと焼菓子を味わうことができる。事前準備が必要のため、喫茶付きチケットの販売は2025年2月20日(木)までとなっている。

喫茶付きチケットを購入すると、普段から自由学園明日館の喫茶付見学で提供されているコーヒーと焼菓子を味わえる。コーヒーはホットのみ、ソーサー&カップで提供。焼菓子はパウンドケーキを提供予定。(【東京第一友の会 パウンドケーキ】<特定原材料>小麦・卵・乳 <原材料>小麦粉・砂糖・バター・卵・レーズン・くるみ・オレンジピール・ラム酒 ※ラム酒は香りづけに使用されており、アルコールは飛んでいるので、お子様にもご提供可能なもの)

また『Ucuuu』では参加者で作る読書プレイリスト企画も開催。チケット購入時におすすめの「読書のための音楽」を募集する。集まった楽曲は、イベント後に参加者にプレイリストとしてお届けするほか、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するWebメディア『Ucuuu』(ウクー)の記事としても紹介予定となっている。

定員は着席50名。前売りチケットはPassMarketから購入できる。詳しい情報は特設サイトからご覧ください。

イベント情報

Music For The Story III - 読書と静かな即興演奏 - vol.4

■日時
2025年2月28日(金)
18:00 開場 / 18:30開演

■出演
Yoko Komatsu

■料金
前売(喫茶なし) ¥3,300
前売(喫茶付き) ¥4,000
当日(喫茶なし) ¥4,000
※喫茶付きチケットの販売は2/20(木)まで
※紅茶をご希望の方はチケット購入時にご連絡ください

■チケット購入
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02h7b7ae4su31.html

■定員
50名(着席)

■イベント特設サイト
https://orangeplus.me/lp/musicforthestory/

■会場
自由学園明日館 ラウンジホール
東京都豊島区西池袋2丁目31−3
JR池袋駅徒歩7分

■主催
Ucuuu

■企画
Yutaka Ishimatsu (orange plus music)

プロフィール

Yoko Komatsu

Yoko Komatsu ピアニスト/音楽家。福島県、いわき市出身。武蔵野音楽大学大学院修了 。音楽に導かれるように、ピアノの世界へ。 ピアノをとおして気づいていった、"生きる"ということ、そして、目には見えない世界のこと。 根底にあるそれらの感覚に重ね、自身にとって大きな存在である自然にふれたときに感じたこと、日々を生きていくなかで心が震えた瞬間、空気を、そのまま音として残している。 2024年の春にリリースした3rd album「あえか」は、8年間運営していたpiano atelier Flussの最後の音として、透明な自然の気配と心の水辺の情景を"響き"としたアルバムであり、ひとつの集大成となった作品。 また、同年にリリースしたピアニストDaigo Hanadaと創作を重ねた「Where Clouds Are Born」は、自然の揺らぎのなかにある美しさをそのまま掬いあげたような作品となっている。 他、詩人や調香師などの表現者とのコラボレーションも多く、アーティストサポートや映像作品への楽曲制作など、活動は多岐にわたる。 "ただ、ここに在ること、満ちてゆくこと"を心深くに置き、現在は長く住んだ東京を離れ、山梨という自然のなかで音楽と新たに向き合う日々を送っている。

プロフィール

Ucuuu

『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

プロフィール

orange plus music

フリーランスのディレクター石松豊のイベント企画名義。穏やかな音楽と、揺らぎのある風景と、祭があればよい。アンビエント、エレクトロニカ、アコースティックなど落ち着いた音楽が特に好き。自らバンドでオリジナル曲を作り活動していた経緯から、音楽をPR・クリエイティブ制作・イベントでもっと応援したいという気持ちで、2018年より個人でイベント企画を行なっている。これまでにプラネタリウム・ゲストハウス・カフェなどライブハウス以外の場所で、コンセプト立てて新しいファンが増えるようなイベントを複数開催している。

合わせて読む

NEWS

最新の穏やかな音楽情報を知る

VIEW ALL →
  • 2025.01.25

    坂本龍一の未発表音源も2曲収録。キースケニフ夫妻がキュレーションする、LA山火事の支援アルバム第二弾がリリース

  • 2025.01.22

    matryoshka、12年ぶり新作シングル「Effulgence」配信。名曲「Sacred Play Secret Place」のMVも公開

  • 2025.01.21

    TORSO、「お茶」コンセプト作品のリリースライブを2/8恵比寿で開催。京都・宇治香園の「Tealightsound」プロジェクト

  • 2025.01.20

    LA山火事の復興支援アルバム『FOR LA』リリース。キースケニフ夫妻がキュレーション、小瀬村晶など34組が参加

MAGAZINE

音楽と生活の新しい接点に出会う

VIEW ALL →
  • ARTIST 9

    2025.01.11

    Moskitooが紡ぎたい、意味を超えた世界につながる音楽。好きな書籍から紐解く「音と言葉の関係性」

    Moskitooが紡ぎたい、意味を超えた世界につながる音楽。好きな書籍から紐解く「音と言葉の関係性」

    刺繍と詩集、語られざる詩片。11年ぶりの3rd アルバム『Unspoken Poetry』の制作背景

  • ARTIST 8

    2024.12.05

    ausが茶室でインスタレーションを行う理由。ずっと大切にしてきた「音楽との出会い方」への探究心を語る

    ausが茶室でインスタレーションを行う理由。ずっと大切にしてきた「音楽との出会い方」への探究心を語る

    楽曲作品やイベント制作、レーベル・FLAUの運営と並行してインスタレーションを行う理由

  • REPORT 3

    2024.12.02

    本の読める店 fuzkueで4時間超のBGM演奏。Tomotsugu Nakamura出演『読書と静かな即興演奏 vol.2』レポート

    本の読める店 fuzkueで4時間超のBGM演奏。Tomotsugu Nakamura出演『読書と静かな即興演奏 vol.2』レポート

    2024/11/9開催『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 - vol.2』のイベントレポート

DISC GUIDE

気分に合わせて新しい音楽を探す

VIEW ALL →
  • PROJECTIONS OF A CORAL CITY

    CORAL MORPHOLOGIC & NICK LEON

    柔らかい音像の中を、クラゲやサンゴになって流れに身を委ねているような、海の静けさやゆらめきを感じさせる音楽ですね。

    Moskitoo

  • Tumbling Towards A Wall

    Ulla

    厭世的なのに人肌も同時に感じて、水の中で空を眺めているような気持ちになります。

    aus

  • death has light

    別野加奈

    圧倒的な白い光の中で、生命としての熱や発光を見つめ、受け止めてくれる。

    石松豊

  • aruk

    baobab

    自分を取り戻せるような音楽は大切な存在として、長く、ときどき聴くことになっていくのだ。

    石松豊

SOUND DIARY

アーティストの音日記を覗く

VIEW ALL →
  • 2024.10.30

    The Forest of Amami-Oshima Island Around Sunrise

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

ABOUT

生活風景に
穏やかな音楽を

『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

VIEW MORE →