Akitsugu Fukushima
福岡県久留米市出身、現在はマカオに在住する日本人作曲家、音楽家、サウンドデザイナー。幼少期に家族の影響により様々な音楽に触れ、独学でギターと作曲を学ぶ。
2013 年よりマカオへ渡り、現地の様々な音楽家、芸術家、映画監督とコラボレーションを行い、ポップ音楽の作曲編曲から舞台や映画の劇伴制作、またサウンドインストレーションの展示まで、多岐に渡る音楽活動を継続的に続けている。人々の記憶の中にある情景を呼び起こさせる様なエモーショナルな楽曲を得意とし、その音楽スタイルはÓlafur ArnaldsやNils Frahmのようなポストクラシカルから、Porter Robinsonのような電子ポップまで包括している。また、自身のポップミュージックのバックグランドより、どの楽曲においても美しいメロディーを奏でることをテーマにしている。
主な作品として、2019年マカオアートフェスティバルのプログラム《Wonder.Land》のサウンドデザイン、2021年に公開された澳門と香港との合作長編映画《馬達蓮娜 MADALENA》の劇伴がある。また日本のポップス音楽シーンでも活動しており、aimerの《overdrive》の作曲、yamaの《存在証明》の作詞作曲、さらにむトの《愛故》(百千さん家のあやかし王子エンディングソング)、krageの《春想》(天官賜福貮エンディングソング)など、複数のTVアニメ作品のテーマソングの作編曲も手掛けている。
2016年にマカオのレーベル"4daz-le records"から自身初のEP《Monologue》をリリースし、ソロアーティストとしての活動を始める。2019年にマレーシアのレーベル”mü-nest"から発表した韓国の電子音楽家”Dae kim”の為のリミックストラック《Ethereal Cosmos (feat. Iat U Hong)[Akitsugu Fukushima Remix]》は、その年の台湾で最も権威ある映画祭《金馬奨 (Golden Horse Awards)》の広告映像に使われる。