Ucuuu

NEWS

和田彩花らによるバンドLOLOET、1stアルバム『環響音』リリース「自由で優しい音のなかに、そっとこの社会へメッセージを」

2026.01.14

和田彩花らによる”祝祭と共生のオルタナティブ・アンビエントバンド”・LOLOETが、1stアルバム『環響音』を2026年1月14日に配信リリースした。2月11日にはLPでもリリースされる。

今作「環響音」では、和田彩花によるフランス語の朗読から始まる。これまでにカセットテープや7インチレコードでリリースされた「SŒUR」「ELLE」に加え、先行リリースされ多くのプレイリストで再生された「La fête」「Forêt」を含めた全12曲で構成されている。

あけましておめでとうございます。

新年というのは本当にいいものですね。普段なら痛く感じるほどの寒さも清々しく思える新しい年の始まりです。

そんな新年早々、私たちのアルバムがリリースされました。

詩を担当している私からみなさんに伝えたいメッセージがあるので、少し書かせていただきます。

2022年2月、私がフランスへ旅立ったとときを同じくして、国際社会ではウクライナへの侵攻が始まりました。同じ陸続きの場所で争いが起こっていました。

また滞在していたフランスでは、台湾有事のニュースが流れてきました。

ヨーロッパからみたアジア、アジアからみたヨーロッパ、日本からみたアジア、アジアからみた日本、さまざまな角度で私が生まれ育った日本について、私がとるべき態度について考え直させる機会が訪れました。

パリから直行便でも10時間以上かかる場所で起こるとされている争いについて真剣に討論する番組を見て、自分事なのか他人事なのかわからないと思いました。それは日本に帰ってきても同じです。安全な場所から有事有事と叫ばれ続けていますが、その場所で日常の生活を送る人もいます。

これらの報道が、現地での本質的な問題であることなのかもあやふやなままです。

とはいっても、東京で通勤時間に電車を利用すれば、日々の生活、仕事、この社会の旧態依然とした価値観に追われるしかない現実もあったり。

余裕のない日常のなかでは、戦争や差別に反対していく力がなくなって当然な気もしました。

けれど、「仕方ない」という言葉では何の解決にはならないことも事実です。

なので、自由で優しい音のなかに、そっとこの社会へメッセージを残しました。

今回のアルバムでは、戦争や差別に反対することはもちろん、日々の役割から解放されてすべての人が祝福されることを願いました。

日本語でリリースコメントを書いていますが、このアルバムに収録されている音、言葉は、場所、聴く人の立場を超えられるものだと思っています。

どう受け取ってもいいし、受け取らなくてもいい、けれど音には各々が自由に身を委ねられる、それが私たちの音楽と場所です。

和田彩花

2月27日(金)には、東京・渋谷WWWで初となるワンマンライブ「うめ かおる ころ」が開催される。30歳以下は半額、学生は無料。ライブでは、即興と楽曲を行き来しながら、実験的で心地よいアンビエントを聴かせる時間を楽しめる。

リリース情報

LOLOET「環響音」

■リリース日
2026年1月14日(水) Digital Release
2026年2月11日(水) Analog LP Release(レーベル:Tuff Beats)

■収録曲
01 Recitation-place (場)
02 Le vent (風)
03 La fete (祝祭)
04 Slogan (スローガン)
05 SŒUR (妹)
06 Le poisson (魚)
07 les yeux (目)
08 Le matin (朝)
09 Forêt (森)
10 encore (永)
11 ELLE (エル)
12 almond (アーモンド)

イベント情報

LOLOET 1st ONE MAN SHOW「うめ かおる ころ」

■日時
2026年2月27日(金)
OPEN 18:00、START 19:00

■出演
LOLOET

■会場
渋谷WWW
東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下

■料金
前売:¥4,000
当日:¥4,500
30歳以下:¥2,000
学生(大学院生含む):無料

※オールスタンディング
※入場時ドリンク代¥600を頂戴いたします。
※30歳以下チケットは入場時年齢のわかる身分証をご提示いただきます。未所持の場合は差額を頂戴しますのでご注意ください。

<学生無料チケット メール予約受付>
※学生無料チケットはプレイガイドでの販売はございません。
※氏名 / 枚数 / 「学生無料チケット」とご記入の上、 loloet.band@gmail.com までメールをお送り下さい。
※当日開場時間より、一般/30歳以下チケットをお持ちの方の後のご案内となります。
※学生無料チケットは先着順での入場となりますので、会場受付にてお名前をお伝えください。
※会場受付で学生証をご提示下さい。お持ちでない場合は一般チケットの差額金を頂戴いたします。
※入場時ドリンク代600円を頂戴いたします。

■チケット発売
e+
ローソンチケット
チケットぴあ

プロフィール

LOLOET

2023年、日本のアイドルのひとりであった和田彩花がパリ留学中、より自由な音楽表現を求めて東京のミュージシャンたちとLOLOETを結成。 パリでのフィールド・レコーディングや東京でのスタジオ・ワークを重ね、2023年10月、初の楽曲『SŒUR』を発表。続いて、和田が帰国後の2024年3月、「une petite pensée」を自主レーベルよりカセットテープと配信にてリリース。 さらに2025年5月には、シングル『ELLE』をアナログレコードでタフビーツよりリリースしている。関係し合いながらめぐり、ひびく「環響音」をテーマに、禅や祭祀から影響を受けたアンビエントドローン、DUB、実験音楽、環境音楽、即興演奏などを取り入れたオルタナティブな音楽性で、ライブハウスのみならず、本屋、美術館、アートスペースなど場所を選ばず活動している。

プロフィール

和田彩花

アイドル。群馬県出身。2019年6月アンジュルム・Hello! Projectを卒業。アイドル活動と平行し大学院で美術を学ぶ。特技は美術について話すこと。好きな画家:エドゥアール・マネ/作品:菫の花束をつけたベルト・モリゾ/好きな(得意な)分野は西洋近代絵画、現代美術、仏像。趣味は美術に触れること。2023年に東京とパリでオルタナティヴ・バンド「LOLOET」を結成。音楽活動のほか、プロデュース衣料品やグッズのプリントなど、様々な活動を並行して行う。

合わせて読む

NEWS

最新の穏やかな音楽情報を知る

VIEW ALL →
  • 2026.01.14

    「朝に優しく寄り添う歌を奏でる」DawnLuLu、5th EP『leonora』1/14リリース。"海辺のハミング楽曲"も収録

  • 2025.12.28

    ausが"箏"の音世界にフォーカスした新作『Eau』をリリース。1/17にはmarucoporoporoら共演の記念イベント開催

  • 2025.12.26

    八丈島でフィールドレコーディング。MIZ(MONO NO AWARE 玉置周啓&加藤成順)による新作EPが12/26配信リリース

  • 2025.12.04

    Kenta Tanaka、初ソロアルバム記念ライブを12/13に東京・光婉で開催。岡田拓郎、池田抄英と即興アンビエント演奏

MAGAZINE

音楽と生活の新しい接点に出会う

VIEW ALL →
  • ARTIST 16

    2025.12.22

    「日々の記録」から生まれた曲が、誰かの日常にそっと寄り添う。sukimaが大切にする「音楽を作っていない時間」

    「日々の記録」から生まれた曲が、誰かの日常にそっと寄り添う。sukimaが大切にする「音楽を作っていない時間」

    シンガーソングライター・sowhei時代から変わらない「日々が音楽になる」こと

  • REPORT 7

    #PR 2025.12.02

    都市と自然のあわいを包む、秋夜のアンビエント。Tomotsugu Nakamura×Watasino 『駒沢こもれびBGMライブ』レポート

    都市と自然のあわいを包む、秋夜のアンビエント。Tomotsugu Nakamura×Watasino 『駒沢こもれびBGMライブ』レポート

    2025/11/21に駒沢パーククォーターで開催したBGMライブの記録

  • ARTIST 15

    #PR 2025.11.10

    新しい「音楽の価値」は、社会との関わりから生まれる。安田寿之が”アルバム+写真集”で示す、自由な表現のかたち

    新しい「音楽の価値」は、社会との関わりから生まれる。安田寿之が”アルバム+写真集”で示す、自由な表現のかたち

    音楽家、会社事業、大学教務を通して追求する「音楽と社会の新しい関わり」

DISC GUIDE

気分に合わせて新しい音楽を探す

VIEW ALL →
  • 劇場アニメ ルックバック オリジナルサウンドトラック

    haruka nakamura

    特に最後、京本の笑顔のシーンとともに流れる「FINAL ONE」が本当に素晴らしくて、毎回この場面で号泣してしまいます。

    sukima

  • 櫛稲

    Asu, 行川さをり

    正直、作曲家として「参りました」と思いました。

    安田寿之

  • Insight II

    Julien Marchal

    気持ちを落ち着かせたり、自分のソロ活動へと気持ちを切り替えたりするために、この作品をよく聴いています。

    根本理恵

  • Pianisme

    Sylvain Chauveau

    全体的に静かな雰囲気で、余白を十分に感じられる作品です。夜、寝る前に聴くことが多いのですが、そのまま寝てしまうくらい心地よいですね。

    Paniyolo

SOUND DIARY

アーティストの音日記を覗く

VIEW ALL →
  • 2024.10.30

    The Forest of Amami-Oshima Island Around Sunrise

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

ABOUT

生活風景に
穏やかな音楽を

『Ucuuu』は、穏やかな音楽の魅力を発信するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

VIEW MORE →