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名古屋発インストバンドALL OF THE WORLD、4/26新曲リリース。メンバーは4/28花屋、5/24miaouとライブ出演も

2024.04.26

エレクトロニックバンド・ALL OF THE WORLDが、2024年4月26日に初の四つ打ちミニマルテクノチューンとなる新曲「Technical Advance」をリリースした。

また同時に、ALL OF THE WORLDでギターとプログラミングを担当するSKREW KIDの新曲「Flat Kitchen」もリリース。昨年カセットテープ限定で発売されたアルバム「New Flat」の、デジタル版リリースに先駆けた先行シングルとなっている。

なおSKREW KIDは、4月28日に名古屋のフラワーショップ・TUMBLEWEEDで行われるイベントにライブ出演する。

大阪のショップ「TEMPO」と共に開催する、移ろう自然の景色のように草花と音楽を日常にするイベント「FLOWER LISTENING」。第2回の4/28は、アンビエント作品のカセットテープ・グッズ販売や、ベランダガーデニング講座、ボタニカルジンのフード提供などが行われる。

また5月24日には、名古屋のライブハウス・TOKUZOで行われるmiaouのレコ発イベントにALL OF THE WORLDのYusuke OshimaがDJ出演する。

ポストロックバンド・miaouの『The Only Way To Find You』リリースイベント名古屋

イベント情報

FLOWER LISTENING

■日時
2024年4月28日(日) 11:00-17:00

■場所
TUMBLEWEED
愛知県名古屋市中村区元中村町3-15

■出演
LIVE:SKREW KID、Demsky、motnorm
DJ:Lullatone、mascotboy
FOOD:green leaf spicedeli (NOT FIJI)

■料金
無料

イベント情報

miaou『The Only Way To Find You』Release Show in Nagoya

■日時
2024年5月24日(金) 18:00

■場所
Tokuzo
愛知県名古屋市千種区今池1-6-8-2F

■出演
Live:miaou、Lullatone、mishca
DJ:Yusuke Oshima (ALL OF THE WORLD)

■料金
前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500

プロフィール

ALL OF THE WORLD

2000年、名古屋にて結成。早くからPCを導入し、USオルタナ〜Lo-Fiを通過した手作り感覚溢れるバンドサウンドに加え、精緻でメロディアスな音響的要素との融合を高次元で獲得。瑞々しく斬新なサウンドはポストロックの新たな地平を感じさせた。2004年に1stアルバム「the dance we do」をリリース。インスト作品としては異例のロングセールスを記録し、サカナクションの山口一郎にも影響を与えた。

2005年よりメンバー土江佳弘(2015年から福井県に移住)によるソロプロジェクトSKREW KIDも始動し、これまでに3枚のアルバムをリリース。2008年にはダンスミュージックを大胆に取り入れた音楽性へシフトした2ndアルバム「Finesse」を発表。これまでに国内外のアーティストと共演。

以後、表立った活動はなかったが、2021年パンデミックの中、突如13年ぶりの3rdアルバム「lull」をリリース。ベルリンダブの巨匠ステファン・ベトケがマスタリングし、硬質にまとめられたエレクトロニックサウンドが新たなリスナーを獲得した。2022年には『BLUE EP』をリリース。

プロフィール

SKREW KID

島根県出身の音楽家。名古屋で伝説的エレクトロニックバンドALL OF THE WORLDを結成し、ギターとプログラミングを担当。2004年にリリースした1stアルバム『the dance we do』はサカナクションの山口一郎からも「最も影響を受けた」と高く評価された。その後も2008年に2nd アルバム『Finesse』、2021年には13年ぶりとなる3rdアルバム『lull』を発表した。

バンドの活動と並行してソロプロジェクトSKREW KIDも始動。2005年に1stアルバム『speak slowly』、2010年にはエイベックス傘下のbinyl records/dive in! discより2ndアルバム『room tapes』を、2018年には3rdアルバム『(s)』、2022年に『Inspirations』を配信とカセットテープでリリース。アナログ感のある暖かいサウンドが一部で熱狂的な支持を受ける。

2015年に名古屋から福井県に移住。企業のCM音楽制作や海外のレーベルに楽曲を提供するなど、精力的な活動を続けている。彼は常に「クオリティは高いのに未完成なもの」や「やり残し感のある作品」に強く惹かれ、「音の隙間を作る事で、聴き手の想像力が広がる余地を残すことが大切だ」と語っている。

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