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マカオ在住の音楽家・Akitsugu Fukushima、「Boy 1 EP」を配信リリース。マスタリングはKASHIWA Daisuke
2024.04.11
福岡出身でマカオ在住の音楽家・Akitsugu Fukushimaが、ミニアルバム「Boy 1 EP」をマレーシアのレーベル・mü-nestから2024年3月27日に配信リリースした。
Aimerやyamaの楽曲から香港映画の音楽制作まで、国際的な活動を行うAkitsugu Fukushima。ドリーミーなエレクトロニック・ビートとなった今作では、少年が大人になるまでに経験する青春の胸の高鳴りを思い描いている。
マスタリングはKASHIWA Daisukeが担当。アートワークはマカオ在住のアーティストXiao Yuが描いた。
リリース情報
Akitsugu Fukushima 『Boy 1 EP』
■リリース日
2024年3月27日(水)
■フォーマット
配信
■収録曲
1. Hero
2. Asobi
3. Kioku
4. Suimen
■レーベル
mü-nest
プロフィール
Akitsugu Fukushima
福岡県久留米市出身、現在はマカオに在住する日本人作曲家、音楽家、サウンドデザイナー。幼少期に家族の影響により様々な音楽に触れ、独学でギターと作曲を学ぶ。
2013 年よりマカオへ渡り、現地の様々な音楽家、芸術家、映画監督とコラボレーションを行い、ポップ音楽の作曲編曲から舞台や映画の劇伴制作、またサウンドインストレーションの展示まで、多岐に渡る音楽活動を継続的に続けている。人々の記憶の中にある情景を呼び起こさせる様なエモーショナルな楽曲を得意とし、その音楽スタイルはÓlafur ArnaldsやNils Frahmのようなポストクラシカルから、Porter Robinsonのような電子ポップまで包括している。また、自身のポップミュージックのバックグランドより、どの楽曲においても美しいメロディーを奏でることをテーマにしている。
主な作品として、2019年マカオアートフェスティバルのプログラム《Wonder.Land》のサウンドデザイン、2021年に公開された澳門と香港との合作長編映画《馬達蓮娜 MADALENA》の劇伴がある。また日本のポップス音楽シーンでも活動しており、aimerの《overdrive》の作曲、yamaの《存在証明》の作詞作曲、さらにむトの《愛故》(百千さん家のあやかし王子エンディングソング)、krageの《春想》(天官賜福貮エンディングソング)など、複数のTVアニメ作品のテーマソングの作編曲も手掛けている。
2016年にマカオのレーベル"4daz-le records"から自身初のEP《Monologue》をリリースし、ソロアーティストとしての活動を始める。2019年にマレーシアのレーベル”mü-nest"から発表した韓国の電子音楽家”Dae kim”の為のリミックストラック《Ethereal Cosmos (feat. Iat U Hong)[Akitsugu Fukushima Remix]》は、その年の台湾で最も権威ある映画祭《金馬奨 (Golden Horse Awards)》の広告映像に使われる。
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zmi
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穏やかな音楽を
『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。
アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。
木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。