宇波拓『bot box boxes』(2023 Erstwhile Records)をおすすめします。家にあった新聞紙と段ボールを16時間ひたすらいじってる音が録音・選別され、3枚組のCDになっている作品です。
基本的にはカタカタという音が鳴っているだけなんですが、耳の注意の深度を変えて聴くことができます。一般的なアンビエントではないかもしれませんが、自分にとっては、これこそアンビエントだと思えますね。
意識して立てる物音というは、音楽と音楽じゃないもの、パフォーマンスとそうでないものの臨界点にあると思っていて。聴き方で、その敷居を自由に移動できるような気がしますね。
アーティスト情報
宇波拓
主にコンピュータとギターを用いる即興演奏家 / 作曲家。
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REPORT 1
2024.05.02
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アート&アンビエントレーベル「TEINEI」が始動。立ち上げ背景について伺った
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PROJECT 6
2024.04.15
福祉作業所の生活音を楽曲に。セタオーレーベルが世田谷区から広げる、「音楽を聴く」社会支援の形
SDGs文脈でも注目を集めるプロジェクト。福祉領域が持つ課題に、音楽はどう向き合えるのか?
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PROJECT 5
2024.03.05
音にはドラマがある。歴史ある建物や焙煎の音を、アンビエント音楽へ。FM京都『音の縁側』の制作背景
フィールドレコーディングの音で巡る、京都モダン建築と喫茶の空間。
ABOUT
生活風景に
穏やかな音楽を
『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。
アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。
木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。