Ucuuu

NEWS

ベルリン在住Midori Hiranoの来日ライブが決定。1/28(日) 東京・神田POLARIS

2023.11.08

東京・神田のPOLARISにて、ドイツ・ベルリン在住の音楽家Midori Hiranoの来日ライブが2024年1月28日(日)に開催される。

これまでにピアノやモジュラーシンセを用いてモダン・クラシックや電子音楽、アンビエントなどを彷彿させる作品をリリースしてきたMidori Hirano。近年は映画音楽の分野にも活動の幅を広げ、サッカードイツ代表に密着したドキュメンタリーなどを手掛けている。

共演は弦楽奏者の波多野敦子。これまでに折坂悠太、ジム・オルーク、KID FRESINOなど多くのアーティスト作品にストリングスで参加。Midori Hiranoとは2021年にコラボレーション・アルバム『Water Ladder』をドイツのAlien Transistorからリリースしている。

会場・POLARISのバリアフリーかつガラス張りで開放感あふれる空間を生かしたフロアライブを開催。それぞれのソロ演奏のほか、デュオ演奏も行う予定とのこと。Midori Hiranoはピアノでのセットのほか、MimiCof名義でモジュラーシンセなどを使ったエレクトロニクスのみの演奏も行う予定だ。

イベント制作は、プラネタリウムや演芸場などでイベント企画を行う『orange plus music』(石松豊)がサポート。Midori Hiranoは、2019年に蔵前・Nui. HOSTEL & BAR LOUNGEで企画したイベント『タビノエ -きこえる音、うかぶ風景-』に出演している。

来日に伴うライブは1/6(土)の大阪、1/13(土)の京都に続く3本目であり、波多野敦子との共演は京都と東京のみの予定。1/28(日)のチケットはPeatixから購入可能。

イベント情報

Midori Hirano / MimiCof LIVE TOKYO 2024

■日程
2024年1月28日(日)

■時間
12:00 開場 / 12:30開演

■出演
Midori Hirano、波多野敦子

■会場
POLARIS(東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 1F)

■チケット
前売 ¥3,500、当日 ¥4,000(別途ドリンク代700円)

■制作
orange plus music

プロフィール

Midori Hirano

ベルリンを拠点に活動する音楽家。幼少の頃よりピアノを習い始めたのをきっかけに大学ではクラシックピアノを学ぶ。その後は電子音楽にも傾倒した彼女の作品はピアノや弦楽器などのアコースティック楽器の使用をベースにしながらも、フィールドレコーディングや繊細な電子処理による現代的なデジタルサウンドを織り交ぜた実験的なものとなっている。本名名義とは別にさらに電子音のテクスチャーやリズムパターンにフォーカスしたMimiCof名義でも活動中。同名義ではEMS社のヴィンテージシンセSYNTHI100を使用して制作したアルバム「Distant Symphony」をベルリンのKarlrecordsより2022年にリリース。

2006年にnobleから1stアルバム「LushRush」をリリース後、現在までに別名義も含めてSonic Pieces、Dauwレーベルなどから10枚以上のソロアルバムを発表。2021年には波多野敦子との初のコラボレーションアルバム「Water Ladder」をAlien Transistorよりリリース。自身の作品以外にもリミックスも数多く手掛けており、近年ではRival Consoles, Liars, Robot Koch, Pascal Schumacherなどのリミックスを担当。

近年は映画音楽の分野にも活動の幅を広げており、2023年9月にアマゾンプライムから配信されたサッカードイツ代表に密着したドキュメンタリーシリーズ「All or Nothing - The German National Team in Qatar」の全4エピソードのスコアを手掛けている。

合わせて読む

NEWS

最新の穏やかな音楽情報を知る

VIEW ALL →
  • 2025.05.22

    北航平のアンビエント演奏と、身体パフォーマンスの共演。5/24-25 京都にて生演奏の演劇イベントを開催

  • 2025.05.09

    Asami Tono、ポスト・シューゲイズに取り組んだ新EP『Paints』を5/9リリース

  • 2025.05.01

    aus、Ocean Moon、DJ yangdead出演の無料アンビエント・パーティー5/10開催、東京・亀有高架下スペースSKACにて

  • 2025.04.26

    俳句の美学とアンビエント、サウンドアートが重なり合う。Naviar Records企画イベントが全国6都市で開催

MAGAZINE

音楽と生活の新しい接点に出会う

VIEW ALL →
  • REPORT 6

    2025.05.08

    新緑の図書館に流れた、やさしい音と平和な時間。宮内優里×Tomotsugu Nakamuraによる『読書のためのBGM演奏』レポート

    新緑の図書館に流れた、やさしい音と平和な時間。宮内優里×Tomotsugu Nakamuraによる『読書のためのBGM演奏』レポート

    2025/4/19開催『Music For The Story III – 読書と静かな即興演奏 - vol.5』のイベントレポート

  • ARTIST 11

    2025.04.08

    宮内優里が「読書のためのBGM演奏」で届けたい、穏やかな時間。子どもからお年寄りまで「ちょうどいい音」を目指して

    宮内優里が「読書のためのBGM演奏」で届けたい、穏やかな時間。子どもからお年寄りまで「ちょうどいい音」を目指して

    10年近く続けている読書BGM演奏。その背景にある「ゆるやかな探求心」に触れる

  • PROJECT 10

    2025.03.25

    「おしゃべりOK」で広がる図書館の可能性。多摩市立中央図書館が目指す「公共の未来」

    「おしゃべりOK」で広がる図書館の可能性。多摩市立中央図書館が目指す「公共の未来」

    BGMに環境音が流れ、音楽イベントが開催される新発想の図書館

DISC GUIDE

気分に合わせて新しい音楽を探す

VIEW ALL →
  • Small Winters

    Taylor Deupree

    横で小川がちょろちょろ流れているような、邪魔はしないけれど、そこにあると安心する音楽ですね。

    宮内優里

  • DISTANCES

    odol

    一度立ち止まり、自分の現在地を見つめ直すきっかけをくれるアルバム

    龍門あゆ美

  • オーロラになれなかった人のために

    スピッツ

    自分の中にあるメロディのルーツであり、ポップスの定義を決定付けた存在です。

    Ryota Mikami

  • Soft Power

    Ezra Feinberg

    自然の光を浴びているときの感覚というか、ニュートラルな気分になる気がします。

    Syotaro Hayashi

SOUND DIARY

アーティストの音日記を覗く

VIEW ALL →
  • 2024.10.30

    The Forest of Amami-Oshima Island Around Sunrise

    Soundscape Diary

    斉藤尋己

    斉藤尋己

ABOUT

生活風景に
穏やかな音楽を

『Ucuuu』は、穏やかな音楽のある生活風景を紹介するAmbient Lifescape Magazine(アンビエント・ライフスケープ・マガジン)です。

アンビエント、エレクトロニカ、インストゥルメンタル、アコースティックギターやピアノなど、「穏やかな音楽」は日常にBGMのように存在しています。

木漏れ日のように、日常に当たり前のようにありながらも強く認識はせず、でも視線を向けると美しさに心癒されるような「穏やかな音楽」の魅力を多面的に発信しています。

VIEW MORE →